こんにちは。サンロック(@investor77777)です!
RPAホールディングス(6572)のIPOが3/28に上場し、歴史的な上げ幅を見せて14,280円で着地しました。
SBIチャレンジポイントでの当選の場合、300枚セットのため利益は321万円超えと驚くべきパフォーマンスを叩きだしています。
しかし、RPAホールディングスはテーマ性が高くこれからも注目と言える存在です。
さすがにこれ以上は上がらないのでは?と思う方も多いと思います。
そこで、将来の株価予想とポイントをまとめました。
※セカンダリー投資はリスクが高く、投資は自己責任にてお願い致します。
一目で分かる目次
短期的な株価予想は不可能?
上場直後に購入するIPOのセカンダリー投資はハイリスクハイリターンと言われ、一般的に手を出すのが危険と言われます。
鉄火場と言われるほど暴騰と暴落を繰り返し、短期の読みを難しい状況です。
こうした前提を踏まえた上でポイントを洗い出しておきます。
株価予想にPER(割安指標)は関係ない
株は一般にPERが存在し、同業他社と比較して割高かどうか判断します。
しかしながら、RPAホールディングス(6572)はPERとは無縁です。
同じように昨年暴騰したロボット関連のPKSHA Technology(3993)やALBERT(3906)のPERは400を超えています。
・PKSHA Technology(3993):439.29倍(3/28時点)
・ALBERT(3906):593.85倍(3/28時点)
RPAホールディングス(6572)の株価を16,000円とすると、PERは287となりますので上値余地は残されていると考えることもできます。
RPAホールディングス(6572)の経常利益の推移
RPAホールディングスは利益成長率が高く、来期を先読みして買われる可能性もあります。
来期(平成30年)の利益成長率が化けるか否かの分かれ道になるでしょう。
高成長が見込める分野
PRAとは認知技術(機械学習・人工知能等)を活用した、ホワイトカラー業務の効率化・自動化の取組みを指します。
2018年最大のとも言えるテーマであり、成長が見込める分野です。
産業革命に続く労働革命が起こるとも言われており、ポテンシャルは図り知れません。
IPOに資金が流れているかどうかが焦点
RPAホールディングス(6572)は上値余地が残されていると書きましたが、ここから上がるかどうかはIPOに資金が流れるかどうかに尽きます。
昨年、上場後に高騰を見せたPKSHA Technology(3993)、ヴィスコ・テクノロジーズ(6698)が最大の要因は、IPO相場に資金が流れたためでした。
IPOのセカンダリー投資は、結局のところ資金が流れるかどうかが全て。
資金が流れる状況であれば、RPAホールディングス(6572)も更なる上昇が見込めます。
IPO市場の地合いを考察
現在、日経平均は非常に不安定な状況となっています。
全体としては暴落が続き、なかなか持ち直すことのできない状況です。
日経平均が軟調な時ほど、資金の逃げ先としてIPOに資金が向かうことは良くあります。
しかし、あまりにも日経平均が弱い、暴落に向かうようであれば注意が必要です。
特に、マザーズ指数が堅調でないと新興IPOも弱い傾向にあります。
マザーズ指数をみる限り、セカンダリーが強かった去年と比べ弱さが見られます。
去年ほどは倍プッシュできる状況ではありません。
例年新興市場は5月にかけて上昇傾向にありますので、日経平均の暴落が収まり、横ばいくらいになってくればIPOセカンダリーは狙い目になってくるでしょう。
大株主とベンチャーキャピタルの売りについて
PKSHA Technology(3993)は売出株式比率が91.7%に及び、以下のベンチャーキャピタルが存在します。
- GMCM VCP 1 PTE.LTD.
- FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合
GMCMは1.5倍でロックアップ解除、後者はロックアップがかかっていません。
大株主の殆どには90日のロックアップがかかっています。
この状況を見る限り、定期的な売りは出てくる可能性がありますが、押し下げるほどではないと考えます。
RPAホールディングス(6572)の株価予想のまとめ
RPAホールディングス(6572)が更に上がるかどうかは、IPOに資金が流れるかどうかということになります。
資金が流入すればPERは関係なくなるため、マザーズ指数の動向に注目です。
その意味では、現時点で去年ほどマザーズに強さがない点は注意が必要。
RPAは最も旬なテーマであり、RPAホールディングスの業績を考慮すると、IPOに資金が流れさえすれば上がるポテンシャルはあるでしょう
早かれ遅かれ一度は大きな話題になる可能性はあり
RPAホールディングス(6572)は駆け上がる可能性もありますが、マザーズ指数の軟調を考慮すると、本当に大きな話題になるのはもう少し先になるかもしれません。
ただ、例え暴落が続いても、一度は大きな話題になる瞬間は訪れると考えます。
IPOへの資金流入だけ注視し、日々監視する価値があると言えるでしょう。
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