こんにちは。サンロック(@investor77777)です!
注目の日総工産(6569)の分析と今後の株価予想を行いました。
日総工産は3月に新規上場したばかりの東証1部企業ですが、個人的に最近のIPOの中でも伸びしろが高いと感じています。
それでは簡単に内容を見て行きましょう。
※あくまで長期目線の記事のため、短期購入の際はご注意下さい。
一目で分かる目次
1.ブルーワーク系の求人メディアは伸びしろが高い
まず転職・求人市場は、これから大きく伸びる分野だと考えています。
日本の景気自体が持ち直してきていること。
加えて単純に高齢化社会を迎え、若者の数が減少しており需要が高いためです。
エンジャパンやリクルートなどの転職サイトを見ると、ホワイトカラーと呼ばれる職種の募集が目立ちます。
ブルーワーク系の求人で差別化を図る
一方で、これから国内で需要が増えてくるのが肉体労働系のブルーワーカーです。
日総工産(6569)は、その点に強く「工場求人ナビ」「工場転職ナビ」を展開。
どちらも、その分野において高い実績を誇るサービスです。
このように、
・伸びしろの高い転職・人材支援市場に目をつけている
・「ブルーワーク」系で差別化が図られている
という2点において日総工産(6569)はポテンシャルが高いと考えます。
2.日総工産(6569)の業績とPERに注目
日総工産で特出すべきなのが、業績の好調ぶりです。
売上、利益ともに右肩上がりとなっています。
割安指標に目を向けると、2018年の3Q時点でEPSは135.92。
株価が4,000円とすると、4Qを含めなくてもPERは29.6と割安感があります。
来期予想をにらむ必要もありますが、この辺りの数字はポイントになるはず。
仮にこの成長が続いていくなら財務的に買いと言えるでしょう。
3.日総工産(6569)の株価は日経平均に連動する
日総工産(6569)の事業は、景気に連動すると考えています。
そのため、日経平均の動向には注意を払う必要があります。
私見ですが日銀の規制緩和が続く限り、長期的で上を目指す展開になると考えています。
(但し、日経平均構成企業の5月本決算次第の面も)
直近で日経平均は不安定な動きが続きますが、10年チャートで見ると調整の範囲。
更に下げたとしても、長い目では問題ないはずです。
懸念すべきはリーマンショック級の出来事が起き、株価が長期的に低迷してしまう点。
最悪の場合を除くと、日経平均で過度に心配することはないと思います。
4.日総工産の株価は初値では高騰していない
IPOが新規上場する場合、東証マザーズ系が高騰する一方、東証1部2部銘柄はそこまで高騰することはありません。
ゆえに初値という点では不利ですが、上場後は有利になると考えられます。
IPOセカンダリー投資は、東証1部・2部系に注目する方が投資妙味があるのです。
日総工産の株価予想まとめ
直近にIPOで上場した中でも、日総工産(6569)が有望と感じる理由を明記しました。
下げる局面もあると思いますが、押し目は拾っていきたい銘柄です。
その理由としては、
・伸びしろの高い転職・人材支援市場
・「ブルーワーク」系で差別化が図られている
・売上・利益ともに好調
・日本の景気の復調傾向
・新規上場したばかりで投資妙味を感じる
日総工産(6569)はIPOの時点で仮条件価格が低く設定されており、割高感がありません。
懸念事項としては、来期以降も成長が続くかどうか?という点です。
IPOのセカンダリー投資は、新興市場よりもむしろ東証1部、2部系が狙い目なのでチェックしてみて下さい。
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