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こんにちは。サンロック(@investor77777)です!

マネックス証券から2017年10月にリリースされた「マネックス銘柄スカウター」をご存じでしょうか?

一部では注目のツールであり、無料で使えるということで個人的にも気になっていました。

決算分析でアドバンテージが得られるツールであり、実際に利用した感想を交え、簡単にご紹介しておきたいと思います。

好決算なのに株価が下がるのはなぜ?

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株投資をしていて最も難しいことの一つが、決算後の動きが予測不能な点にあります。

具体的に言うと、

  • 好決算なのに下がる
  • 普通の決算でも暴落する

など。

株で稼ぐのは難しいというのは、業績と株価が連動しない側面があるから、というのは誰しも感じるところだと思います。

決算発表に関しては、1年に4回あります。

  • 第1四半期
  • 第2四半期
  • 第3四半期
  • 本決算

これだけの回数があるため、事実上は決算を正確に分析し、その上で株価を予想できる人が有利となります。

決算対策で有名な「織り込み済み」だけでは不十分

最もポピュラーな決算対策としては、「織り込み済み」が有名です。

例え決算が良かったとしても、それまでの株価が上昇していれば「織り込み済み」となるため、上がらないというもの。

また、事前予想の範囲内であれば、好決算でも「織り込み済み」となります。

これらは多くの人が注意していると思いますが、実は決算対策としてこれだけでは不十分なのです。

銘柄スカウターは累計値ではない四半期ごとの業績が分かる

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マネックス銘柄スカウターは、過去10年まで遡り業績を「グラフ」で確認できます。

売上や利益率、PERや時価総額、配当の推移など、圧倒的な情報がイメージ化され、一目で分かることができます。

その中でも、絶対に利用したいのが四半期ごとの決算情報です。

日本の決算は累計値であるため注意が必要

日本の決算は、例えば第2四半期の決算の場合、

  • 第1四半期+第2四半期

という形で、これまでの累計値で表示されます。

累計値で表示されるため、直近の業績が分からないというデメリットがあるのです。

好決算でも株価が上がらないのは累計値だから

仮に第2四半期の決算が良かったとしても、第1四半期分が良くて、第2四半期分は悪かったという可能性があります。

いくら累計値で良くても、目先の業績が悪ければ「成長性がない」と判断されて売られてしまうことはシバシバあります。

マネックス銘柄スカウターは四半期ごとの業績が過去と比較できる

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マネックス銘柄スカウターの肝となりますが、四半期ごとの業績が、過去のデータと比較できます。

こちらは累計値ではありません。

そのため、より正確に企業の成長性や、決算内容を丸裸にできます。

マネックス銘柄スカウターは決算分析で重宝する

決算で起こりがちな「織り込み済み」に注意しつつ、マネックス銘柄スカウターを利用すれば、ほぼ正確に決算を評価することが可能。

多くの投資家が決算で踊らされるのに対し、銘柄スカウターを利用すれば落ちついた対応ができます。

決算が過小評価されていることに気づけば、絶好の「買い場」となります。

不安要素だった決算が武器になる!

銘柄スカウターを利用すれば、情報で明らかに優位に立てるため、これまで不安要素だった決算が武器になります。

おすすめの利用方法としては、注目されている株が決算で急落した場合。

この時に、銘柄スカウターで細かい過去の業績と比較してみて、「売られ過ぎ」と感じたら購入する方法がおすすめです。

基本的にはギャップを見つけて投資していくスタンスが有効です。

マネックス銘柄スカウターの利用条件

マネックス銘柄スカウターは無料で利用することができます。

マネックス証券の口座を用意している人であれば、誰でも利用が可能。

発表会では無料では安過ぎるという声も出ましたが、マネックス証券はツールや信用取引手数料の値下げなど、ユーザーファーストの一環で無償提供となっています。

2017年10月にリリースされたばかりですが、非常に反響があり、要望も含めて多くの声が寄せられています。

マネックス銘柄スカウターのその他・特徴

銘柄スカウターは、企業の決算情報を最大限生かすために開発されたツールです。

最後に、これまで挙げた使い方以外で、いくつかのメリットがを挙げておきます。

過去10年間の企業業績がグラフで確認できる

一般的なデータベースでは過去5年が多い中で、長期10年に渡って業績が確認できます。

事実上、その企業の推移を丸裸にできます。

  • 売上
  • 利益
  • 配当利回り
  • PER
  • PBR
  • 時価総額
  • 株主優待の有無

他社との比較が可能

銘柄スカウターには、銘柄入力欄があり、自分の好きな企業を入力すると、全ての項目において過去に遡って比較することも可能。

比較することでギャップに気づき、投資妙味に繋げられます。

初心者でも使いやすいようにイメージを多用

株式投資では、ファンダメンタルズ分析は必須となります。

ただ、数字を見るだけでは理解できないという人も多いと思います。

しかし、マネックス銘柄スカウターでは情報をグラフ化して見ることができます。
初心者の人でも分かりやすい作りになっています。

スクリーニングから銘柄スカウターのコンボがおすすめ

初心者の方の場合は、気になった銘柄があった場合に、銘柄スカウターに入力すると、ほぼその株を丸裸にできます。

一次情報から、さらに深い理解が得られるため、より株価予測の精度が高まります。

全体のまとめ

マネックス銘柄スカウターは、他者よりも情報で有利に立てるツールだと感じます。

これで米国版もあれば、めちゃくちゃ便利だなと思います。

有料の中でも上位に入るツールと言えますが、現時点では無料で利用できますので、既に口座をお持ちの方はチェックしてみて下さい。

また、ツール目的でマネックス証券を利用してみるのも良いでしょう。

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