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こんにちは。サンロック(@investor77777)です!

株式投資をしていると耳にするようになる「IPO(新規公開株)」。

1回当選しただけで何十~何百万円の利益が出ることがあり、最も人気の高い投資です。

しかし、

「始めてみたいけど良く分からない」
「なぜそこまで人気があるの?」
「利益が大きいのはなぜ?」
「当選確率はどのくらい?」

など、IPOの初心者である場合、分からないことが沢山あると思います。

そこで、このページでは初めての方に向けて、IPOで必要な情報を分かりやすくまとめ、投資までの流れを整理しました。

最初は難しく感じるかもしれませんが、慣れれば簡単なのでチェックしてみて下さい。

[voice icon=”http://investorsheart.com/wp-content/uploads/2017/06/zikosyokai70.png” name=”インベスター” type=”l”]IPOって何?という方はぜひ何度も読み返してみて下さい。[/voice]

そもそもIPOとは?なぜ人気があるの?

IPOとは「新規公開株」の略称ですが、新しく上場する株を購入することを「IPO投資」と呼んでいます。

一言で言ってしまうと、ローリスクに利益が得られる投資と言うことができます。
得られる利益についても、たった1回で数十万以上が得られることも良くあります。

故に、投資に精通している人の多くはやっていると言っても過言ではありません。

大まかなIPO購入までの流れ

IPOには幹事となる証券会社がいて、それを主幹事と呼びます。

IPOを購入する場合、基本的にこの主幹事となる証券会社からIPOのお申込みをします。
殆どの場合、ネット証券から申込むことが主流です。

基本的にはネット証券会社に入金し、お申込みのボタンを押せば良いだけなので、作業的に難しいことはありません。

IPOのデメリットは何か?

ローリスクハイリターンということで、デメリットはないのか?という話になりますが、こちらは「当選しない」問題が挙げられます。

IPOは「抽選」で当選しなければ、購入することはできません。

投資妙味が高い一方で、当然競争率も高くなりますのでなかなか当選できないという問題が出てきます。実際に、IPOに当選できずにやめていくケースも見られます。

ただ、根気良く続けていくと有望なIPOでも、1年に数回は当選できることがありメリットが大きく、知らないままでいるのは損です。

なぜ仮想通貨のように大きな話題にならないのか?

IPOはあらゆる投資の中でも、もっとも投資家に有利な条件が揃った投資です。
ローリスクでリターンが得られるという点では「株主優待」に似ていますが、儲けはその比ではありません。

なぜ仮想通貨のように広まらないのか?というと「競争率が高まってしまう」からです。

IPOは、そもそも広まってしまうと投資妙味が減るので、人にすすめる理由がないと言えるでしょう。しかし、知らないままでいるのは非常にもったいないと言えます。

当選のコツは証券口座を沢山作ること!

IPOで当選するためのコツは「沢山証券口座を作ること」です。

インターネットで抽選に参加する場合は、平等抽選となり、基本的には口座の数が大切になってきます。

IPOで当選するためには主幹事からの応募が必須!

IPOで本当に当選するためには、IPOを取り扱う幹事団の中でも「主幹事」の証券会社から申込む必要があります。

この主幹事については、IPOの銘柄ごとに毎回異なってきます。

ある時は「野村證券」が主幹事。ある時は「日興証券が」主幹事というように、毎回バラバラです。そのため、複数の証券口座の開設は必須となります。

初心者の方におすすめの証券口座は?

IPOで当選するためには、証券口座をできる限り作ることが大切と書きましたが、キリがないため優先順位をつける必要があります。

ここでは、IPO初心者が必ずつくっておくべき証券口座とその理由をまとめておきます。

SMBC日興証券

SMBC日興証券は、IPOの主幹事の常連です。

S級IPOと呼ばれる何十、何百万の利益が得られるIPOも多数手がけ、口座開設は必須。

過去にはサイバーダインのように比較的当たりやすく、一発で何十万円という利益がローリスクで得られるIPOも扱っています。

公式サイト

SMBC日興証券

SBI証券

日興証券ほど主幹事の回数は多くありませんが、最近になって台頭してきています。

SBI証券の場合は、IPOに落選すると得られる「チャレンジポイント」があり、チャレンジポイントを一定数ためると、自動的にIPOを入手することができます。

この仕組みを取り入れているのはSBI証券で、口座開設は必須と言えるでしょう。

公式サイト

SBI証券

野村證券

「野村證券のIPOは当たらない」という声を聞くこともしばしばありますが、野村證券は主幹事の回数が圧倒的に多く、かつ「前金不要」となっています。

これは、IPOに申し込む際に入金する必要がなく、当選した場合にのみ入金すれば良いシステムになります。

事実上、無料でIPOに参加することができるため、賛否はあるものの野村證券もIPO投資では外せないと考えています。

なお、個人的な体験としては野村證券でも当選したことはあり、必ずしもIPOに当たらないということはありません。

公式サイト

野村證券

IPOの申し込み方法~当選の流れ

ここからは、IPOの具体的な申し込み方法をご紹介します。

まず、IPOにはブックビルディングと呼ばれる抽選期間があります。
この期間の間に申し込みをするようにしましょう。

IPOを申し込む証券会社に「ログイン」すると、サイト内に「新規公開株の申し込み」という項目があるのでクリックします。

すると、申し込みできるIPOの一覧が表示され、そこからIPOの申し込みを行います。

原則的に、入金は済ませておかないと申し込めませんので注意しましょう。

IPOが有望かどうか確認する方法は?

自分が参加したいIPOが上がるのか?有望かどうか?確認する方法としてはIPO予想ブログの活用がおすすめです。

例えば当ブログでも、「初値予想」と言って、どれくらい利益が出せるIPOなのか予想を行っています。細かい日程も載っているので役立ちますよ。

こうした、IPOブログを見ていると自然と必要な知識も身についてきます。

IPOの抽選結果発表から購入まで

IPOはお申し期間が終了すると、当選結果が発表されます。

結果は証券会社に「ログイン」して、新規公開株の項目をクリックすれば確認できます。

当選した場合は、購入しないと「キャンセルペナルティ」が科されることがあるので、注意しましょう。

IPOを購入できたら、後は「上場日」を待つだけです。
もしも、売りたい場合は普通の株と同じように、保有株の中からIPO銘柄を選んで売れば大丈夫ですよ。

初心者の方のIPOの注意点!

IPOの流れについてまとめてきましたが、最後にIPOの注意点をまとめておきます。

習うより慣れる!

今回のように文章にしてしまうと難しく感じてしまうかもしれません。

ただ、IPOはとにかく分かりやすくて楽しいことも魅力です。
前述したIPOブログを見ながら、実際に抽選に参加すればすぐに慣れますよ。

公募割れをして損をすることもあるので要注意!

IPOでは新興株などは人気ですが、東証2部の案件の場合など、人気が出ずに公募割れするケースがあります。

公募割れしてしまうと、その分、損をしてしまいますので注意しなければなりません。

ただ、ある程度慣れてくると、公募割れするかどうか?は判断できるようになります。
初心者の方の場合は注意が必要ですが、慣れてくれば問題はありません。

IPOは当選しないは本当?

IPOをやめたり、やらない理由の中に「当選しない」というものがあります。

実際にIPOは美味しい側面もあることから、落選するのが基本であり、当選するのは運が良くなければ難しい側面があります。

ただ、IPOを続けている人が多いのは、根気良く続けていれば当選することを知っているからです。過去の例では「日本郵政」や「JR九州」のように、非常に当選しやすく、かつ利益も期待できるIPOも存在しています。

続けていれば、必ずIPO投資はチャンスが来ますので、やらないことのデメリットの方が大きいと考えられます。

まとめ!初心者がIPOで稼ぐには正しい知識が必要

IPOはあらゆる投資の中でも最も優れていると言っても過言ではありません。

ただし、間違った知識で始めてしまうと、後悔したり止めたくなる恐れがあります。

そのため、下記の点は注意して下さい。

[aside type=”normal”]
・IPOは「主幹事」の証券会社から必ず申し込むこと。それ以外での当選は厳しい

・IPOは落選するのが当たり前。その中で続けることでチャンスが巡ってくる。

・IPOが有望かそうでないか?はIPOの予想ブログを利用すること。 [/aside]

また、有望IPOを沢山取り扱うおすすめの証券会社は以下の通りです。

  • SMBC日興証券 → 最上級クラスのIPOの取扱実績が高い。
  • SBI証券 → 落選してもIPOポイントが貰える。
  • 野村証券 → 主幹事としての登場回数が多い。

上記の証券会社を抑えれば、最低限は問題ないでしょう。

最初は分からないこともあるかと思いますが、当ブログのようにIPOを扱った記事を眺めていけば、自然と理解できるようになるはずです。

決して難しいことはないので、資産運用を考えている場合は、必ずIPOのメリットを享受するようにすると良いでしょう。

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