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こんにちは。サンロック(@investor77777)です。

2019年のIPOも新規上場承認が始まりましたが、公募割れそうなリートが2つと、テンションが下がっている人も多いと思います(´・ω・`)

そこで、今回は少しでも有益な情報をご紹介できればと思います!

去年の12月は日経平均が暴落し、それに合わせIPOも初値が冴えないものが目立ちました。

しかし、初値形成後は高騰している銘柄も出てきています。

今回はその中で、出遅れ気味のIPOをピックアップしていきます。

(※地合いによって下がる可能性もあり、投資は自己責任でお願いします。)

Amazia(4424)

  • 市場:東証マザーズ
  • 上場日:2018/12/20
  • IPO初値:1,756円
  • 現在値:1.979円 (2019/1/13)
  • PER:35倍
  • 時価総額:64億
  • チャート:Amazia(4424)

Amazia(4424)は12月のIPOの中では、初値健闘した部類に入りますが、想定価格1,270円に対して、初値結果は1,756円でした。

1/13現在は、1,979円をつけています。

ただ、日経平均の大暴落がなければおそらく2,500円~3,000円くらいの初値をつけていたと考えられます。つまり、まだ上値余地がありそうです。

本業である、無料で漫画が読めるマンガアプリ「マンガBANG!」は時流に乗ったサービスで、漫画村などが廃止された現在、大きな需要が見込まれます。

漫画bang

ポイントは、売上が右肩上がりであるのに対し、利益も黒字化しはじめている点。

利益がさらに伸びてくればPERに割安感が出るため、さらに買われる可能性があります。時価総額も64億円程度ですが、100億円を超えてくるポテンシャルはあるでしょう。

このように、IPO初値は上がったものの、本来はもっと上がるべきだったものは注目に値すると考えられるのではないでしょうか。

田中建設工業(1450)

  • 市場:東証JQS
  • 上場日:2018/12/18
  • IPO初値:2,570円
  • 現在値:2,624円 (2019/1/13)
  • PER:11倍
  • 時価総額:55億
  • IPO初値:2,570円
  • チャート:田中建設工業(1450)

こちらも、想定価格2,210円に対して、初値予想は3,000円オーバーしていましたが、日経平均の暴落に巻き込まれて、初値結果は2,570円と冴えない数字に。

現在は、2,624円ですが、PERは11なのでまだ割安感がありますね。

業績はほぼ右肩上がりで好調、さらに時価総額が55億円でありやはり割安感があります。

大阪万博

まだ、それほど注目されていませんが、大阪万博までには既存の建物の解体需要が右肩上がりで高まることがデータ化されています。

くわしくは、同じ解体事業を行うイボキン(5699)の銘柄分析で解説しています。

田中建設工業(1450)は、建築構造物の解体工事を本業に据えており、今年は解体関連銘柄はテーマ性が高く、ブレイクする可能性があるかもしれません。

まとめ

去年の12月は日経平均株価が大暴落し、IPOもそれに影響を受ける結果となりました。

増税を迎える今年は日経平均も予断の許されない状況ですが、本来もっと上がるべきだったIPOについては、投資妙味も感じられる状況です。

ただ、IPOはすぐに適性評価に戻る可能性がありますので、早めにそうしたIPOを洗い出して分析しておくのが吉ですね。

今回挙げた銘柄も地合い次第でどうなるか分かりませんが、少なくとも監視する価値はあるのではないかと思います。

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