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こんにちは。サンロック(@investor77777)です!

日本でもフィンテックという言葉が流行り出しましたが、そもそもフィンテックトは何?と疑問に思う方もいるかと思います。

そこでこのページでは「フィンテック」について整理すると共に、代表的な金融サービスをまとめました。また、私達にどんなメリットがあるのかについても考えてみました。

様々な金融サービスがありますが、今回ご紹介したものを抑えておけば問題はありません。

フィンテックとはそもそも何か?

fintech

フィンテックという言葉自体は少し前からあるのですが、実際に色々なところで見かけるようになったのは2015年以降です。

具体的には金融(ファイナンス)とIT(テクノロジー)の2つを組み合わせた言葉で、日本語では金融テクノロジーとも呼ばれています。

フィンテックを一言で言うと、最新のITテクノロジーを生かした金融サービスです。

フィンテックは世界の共通言語

フィンテックとは英語でも使われている単であり、世界共通の言語です。
むしろ、日本よりも先に海外で注目されたものなので、日本よりも数年も前に広く知られていました。

フィンテックは実は身近な金融サービス?

実際にフィンテックという言葉自体は聞いたことがあるけど、いったいどんな意味なのかわからないという人も多いのではないえしょうか。

しかしフィンテックとは色々な種類があり、その中には身近なものが存在しています。

分かりやすい例としては、用紙不要のコンビニ決済があります。コンビニエンスストアに振込用紙を持っていき、バーコードを読み取り決済するのが従来のスタンスでした。

しかし、あらかじめスマホにバーコードを取り込んでおき、用紙不要でコンビニ決済できるサービスが2017年より開始されています。

こちらはNECが「コンビニ収納サービス」として提供していますが、普及が見込まれており、振込に関する手間を省くことができます。

仮想通貨はこれまでの「決済」を大きく変える可能性がある

決済関連で最も高い注目を集めているのが「仮想通貨(暗号通貨)」です。

もしも、お店側が仮想通貨に対応している場合、スマートフォン1つで決済が可能になります。お金もクレジットカードも必要ありません。

代表的な仮想通貨には「ビットコイン」「イーサリアム」と呼ばれるものがありますが、徐々に日本でも普及しはじめています。

仮想通貨の保有はリスク分散というメリットがあり、例えば地政学的リスクで「円」の価値が暴落した時も、リスクを回避することができます。

さらに、有望な仮想通貨を所有しておくことで、その価値が跳ね上がることもあります。
もちろん、その反対もありますが、資産管理という側面でも注目されています。

仮想通貨は決済はもちろん、お金の概念を変える可能性を秘めています。

家計簿や会計ソフトとしても便利な存在

クラウドを利用して家計簿をつける方法も、実際に活用している人は沢山います。

これもフィンテックに分類される1つです。家計簿サービスのマネーフォワードは、自分で家計簿をつけてクラウドで同期をするというものではなく、電子マネーやクレジットカードの明細から自動で家計簿につける仕組みです。

もちろん手動でつけなければならない部分もありますが、色々な種類のカードを多用する人はかなりの手間を省くことができます。

同様に税金に関する会計ソフトでも、フィンテックは爆発的な普及を見せ始めています。

中でも有名な会計ソフトの freee (フリー)は、会計処理を自動化することにより、今まで難しいとされていた個人の会計作業を簡易化してくれます。

確定申告のための帳簿をつけるのが大変、という人からも高い評価を集めています。

フィンテックは資産運用の在り方を大きく変える

現在、フィンテックにおいて最も活況なのが「資産運用です」

具体的には、以下の2つのサービスが大きな人気を集めています。

  • ソーシャルレンディング
  • ロボアドバイザー

ソーシャルレンディングは投資家と企業を直接結びつけることで、コストをかけずに投資することができるサービス。一定のリスクがある一方で、利回りの高さが魅力です。

ロボアドバイザーの「ウェルスナビ」に注目

ロボアドバイザーは、資産運用を自動化することによって、コストをかけず、効率的なポートフォリオの実現と運用をしてくれる便利なサービスです。

中でも高度な人口知能を有する「ウェルスナビ」に大きな注目が集まっています。

ウェルスナビはノーベル賞を受賞したアルゴリズムを持ち、自動で世界分散投資を実現してくれるサービスです。

現在、投資を行う多くが60歳以上という統計が出ていますが、ウェルスナビの登場により、「投資は難しい」というイメージも払しょくされ、新たな世代の投資を活性化してくれる可能性があります。

既に、多くの銀行や証券会社も同じ分野に参加しており、さらに本格化される見込みです。

クレジットカードにも利用されるフィンテック

クレジットカードは、かなりの種類があります。ポイントや特典などのために複数枚を所有している人も多いですが、全てを持ち歩くと邪魔になります。

しかしフィンテックならその問題は解決できます。複数枚のクレジットカードやキャッシュカードを、1枚のカードにまとめるサービスがあるのです。

代表的なサービスは「Coin(コイン)」「Swyp(スワイプ)」などになりますが、本格普及はこれからという状況です。

注意したいのは「Plastc」のように破産申請を出している会社が出てきている点です。
これから普及するかどうかの鍵は、いかに信頼性を高められるかになるでしょう

フィンテックと代表的な金融サービスのまとめ

改めてフィンテックの代表的な金融サービスをまとめると以下の通りになります

・仮想通貨(ビットコイン、イーサリアム)
・家計簿サービス(マネーフォワード)
・会計サービス(freee)
・ソーシャルレンディング(maneo、クラウドクレジット)
・ロボアドバイザー(ウェルスナビ)
・コンビニ決済サービス

フィンテックのサービスは無数に存在しますが、既に普及し始めているという点では上記に注目と言えると思います。

中でも、お金の在り方そのものを変える可能性を秘めた仮想通貨は注目と言えます。
今後は三菱東京UFJ銀行からも仮想通貨(MUFGコイン)の提供が予定されています。

2017年は仮想通貨元年となり、社会が大きく変わるかもしれません。

フィンテックの本格的な普及はこれから

フィンテックとは、テクノロジーを駆使することにより作られた金融にまつわる便利な仕組みや環境のことです。利便性が向上することで、ユーザーがどんどんサービスを活用し、さらに普及していく可能性があります。

まだなじみのない人も多いのですが、テクノロジーによる金融革命とも言えるほどなので、フィンテックに注目するメリットは多いにあります。

知名度上がって使う人が増えれば、それだけサービスも向上していきます。そうすることで今よりももっと快適な仕組みができるようになるでしょう。

ぜひ皆さんも気になるサービスがあればチェックしてみましょう。

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