こんにちは。サンロック(@investor77777)です!
株のサイトや日記を見ていると、年間パフォーマンス200%であるとか、これだけ勝ったという話は見かけますが、失敗談はお目にかかれません。
実際のところは失敗の体験こそ最も役に立つと思うので、私の体験談を明記しておきます。
株で数百万円溶かした時の体験談と教訓
私自身は、相当手堅い投資を心掛けているため、大勝ちすることもなければ大負けすることもありません。
ただそれでも一度、株で数百万単位を溶かした体験があります。
いつの話かと言いますと、ライブドアショックの時です。
あの頃は、特に不動産流動化と呼ばれる分野が乗りに乗っていて、本当に普通のサラリーマンが1億円を達成してしまうくらい、すごい相場でした。
私自身も早くから察知して、その波に乗れていたはずだったんですが、ライブドアショックが起きて全てが一変しました。
ライブドアショックの発生
ライブドアショックが起きた時のことですが、事件そのものは大きなニュースになりましたが、株式市場的には一過性の下落という感じで、利益は飛んだものの、再度チャンスを伺うといった流れでした。
ただ、私自身も不動産流動化銘柄の他に、証券会社の株なども持っていたのですが、その全てが一向に下がり続けました。
持ち株が下がり続けると、今売るのは損だ!という気持ちが強くなり、長期保有を決意。
株というのは本来、上がったり下がったりを繰り返すはずなのに、その時はめまいがするほど毎日のように下がり続けました。
今振り返れば、それは本格的な下落相場だったわけですが、その怖さを知らない私は、完全に甘かったと言えます。
下落相場を甘くみて大損
結果的に下落相場の怖さを知らない私の株は下がり続け、手堅く投資していたはずなのに大きく資産を減らす結果となってしまいました。
精神的にも憔悴し、鬱状態になったことも覚えています。
私自身は株で稼ぐのは不可能と挫折感を覚え、しばらく株から離れることになりました。
この体験から得られる教訓としては、本格的な下落相場になったら、いったん損切りするか逃げなければならないということ。
本格的な下落相場が来たところで、ポジションを持たなければ、またいずれ必ずチャンスは来ます。今売るのは損だ!と思ってはいけません。
本格的な下落相場が来ているかどうかの指標については、リーマンショックなどに代表されるような負のきっかけが起こった場合は注意が必要です。
逆に地震のような場合は、一過性のものなので気にしなくて良いでしょう。
後は、週足や月足のような長期チャートを見て、トレンドが崩れた場合も要注意。
損切り設定さえすれば大損はしない
ただ、一番確実なのは、株投資をする時にあらかじめ損切りを設定しておくことです。
私自身の体験談における「最大の失敗」もこの点に尽きます。
株の損切りは、普段の地合いでは必要性を感じないかもしれませんが、やっておくに越したことはありません。最悪の状況でも損切り設定しておけば何とでもなります。
今からでも遅くないので、株に投資している方は、持ち株の損切りラインを事前に決めておくことを強くおすすめします。
私自身、これ以外にも株ではさまざまな失敗をしていますが興味のある方はそちらもご覧下さい。とにかく株では損ばかりしていますね。
失敗を振り返ることはあまり楽しくない作業ですが、生き残りさえすればチャンスは必ず訪れます。
サンロック
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