こんにちは!サンロックです。
2019年3月に上場するIPOの中で、もっとも当選期待と成長期待が持てるのがミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)です。
IPOも本気で当たらなくなりましたが、こちらは脈ありということで取り上げたいと思います。
SBI証券主幹事ということで初値は確実に注目を集めそうですが、将来的な株価にいたるまで気になる銘柄といえますね。
多くの人が関わることになると思いますので、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の初値と株価を考察していきたいと思います。
一目で分かる目次
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)のIPO情報
- カテゴリ:東証マザーズ
- 想定価格:960円
- 吸収金額:30億円
- 時価総額: 120億円
- 主幹事:SBI証券
- 抽選申込み期間:2019/03/01 (金)~2019/03/07 (木)
- 上場日:2019/03/19 (火)
- IPO評価:B~A
- セカンダリー評価:A
寸評
東証マザーズで吸収金額が大きい案件になりますが、テーマ性(AI)と成長性が高いことからプラスリターンが期待できます。
960円という想定価格は値ごろ感があり、SBI証券で注目を集めやすいことから、たとえ初値が振るわなくても買いが入りやすい銘柄です。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)のIPO初値と株価予想のポイント
(出典:https://minkabu.jp/)
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)は「株探」や「みんかぶ」など、個人投資家に馴染みのあるサービスを提供しています。
主に株式情報・FX情報が主体となりますが、AIを駆使した情報収集力は、他の媒体と比べても一線を画しています。
近年はこうした技術を応用し、保険ロボアドバイザーのサービスを提供するなど、企業に伸びしろが感じられます。
IPOというのは何よりも成長性が重視され、成長期待の持てる企業が公募割れすることは殆どありません。初値予想としてはプラスリターンを前提に、どこまで伸びるかが焦点になってくるはずです。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の初値の上げ幅を予想
既にご存じの方も多いと思いますが、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)はマイナス要因の多いIPOでもあります。
具体的にネックとなるのは吸収金額の大きさと、ベンチャーキャピタルの多さですね。
まずは、スマレジ(4431)の吸収金額をみてみましょう。
- 吸収金額:30億円
東証マザーズ銘柄で30億円超えは重さがあり、初値を押し下げる要因になります。
しかし、過去に同じAI関連で吸収金額の大きかったPKSHA Technology(3993)は吸収金額40億円でも初値は3倍以上になり、セカンダリーでも株価が2倍以上になる大暴騰劇を繰り広げました。
吸収金額が高いからと言って、必ずしも弱いかというとそうではありません。
ただ、ベンチャーキャピタルが多い(合計6つ)のはネックであり、ロックアップはかかっているものの、将来的な株価には重くのしかかってくる可能性があります。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の株価はモメンタム次第
全体をまとめると、ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)は好材料と悪材料のどちらも抱えているため、株価はモメンタム(市場心理)次第となるでしょう。
SBI証券主幹事は間違いなく注目を集めますので、投資家の心理状態さえよければ、初値もセカンダリーも期待できると言えます。
2月の下旬時点ではダウ平均株価は右肩上がりの暴騰、日経平均も緩やかに回復しています。
こんご、仮に下げたとして調整レベルに落ち着きそうなことからも市場環境は良好。
例年、この時期のIPOのパフォーマンスは良いので、期待できる状況が整いつつあります。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)のIPO幹事団
- SBI証券(主幹事)
- 松井証券
- SMBC日興証券
- 極東証券
- エース証券
- 藍澤證券(アイザワ証券)
- むさし証券(トレジャーネット)
- エイチ・エス証券
- 水戸証券
- 東洋証券
- 岩井コスモ証券
- 東海東京証券
- 岡三証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- みずほ証券
- マネックス証券
- 楽天証券
- 内藤証券
新興IPOとしては、証券会社の数が非常に多いですが、基本はSBI証券から参加。
この状況では、ネットからでは当選は期待できませんが、店頭であれば副幹事からでも当選チャンスが往々にしてあります。
店頭で証券会社で付き合いのある人は申込んでおくと良いでしょう。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)の当選確率
SBI証券のネット抽選というのは、参加者も桁違いであるため当選は期待できません。
ただ、今回のように当選枚数が多い場合、当選確率は5%程度は期待できるでしょう。
ポイントをつぎ込めば当選がもぎとれる案件ですが、初値上昇率を考慮すると、ポイントを全力でつぎ込むのは費用対効果は悪いと考えられます。
ミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)のIPO初値と株価予想
- 想定価格:960円
- IPO初値予想:1600~2,000円前後
株式市場を取り巻く状況が改善しつつあり、注目度の高さから初値は1.6倍~2倍近くまで伸ばしてくると予想しました。
値ごろ感があるため安くなっても買いが入りやすく、初日は安定した株価を形成するのではないでしょうか。
AI関連サービスを提供しており、保険業など新たな分野に進出していることから将来的な株価にも期待が持てます。ベンチャーキャピタルが多いので重い展開も予想されますが、市場環境さえよければ関係なく買われると思います。
IPOとしては当選しやすく、将来性もありますので、ポイント戦略も含めてぜひ当選を狙っていきたいところです。
サンロック
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