こんにちは。サンロック(@investor77777)です!
日本一の株式トレードツールであるトレードステーション(トレステ)で、注目の新機能がリリースされたことを受け、マネックス証券主催のセミナーに参加してきました。
今回は、勝率をあげるための新機能「アルゴリズム注文」と「音声注文」について分かりやすくご紹介していきたいと思います。
トレステは無料で利用できますので、興味のある方はチェックしてみて下さい!
一目で分かる目次
トレードステーション(トレステ)の概要
個人が利用できる中では、日本でもっとも高度な機能を持つと言われているツールです。
他にも楽天証券のマーケットスピードや、SBI証券のHyper SBIがありますが、それらをさらに進化させた感じですね。
もし上記を利用している方がいたら、トレードステーションはかなりおすすめ。
あらためて、ザックリとメリットをまとめておきます。
トレードステーションのメリット
基本はマネックス証券の口座を開設していれば無料で利用が可能。
(別途、口座を開設する必要はあります)
最大の特徴は、日本でもっとも多くの銘柄(2000銘柄)をリアルタイムで確認し、自由に並び替えることが可能な点。
(通常はリアルタイムで監視できる銘柄数は50程度。)
また、チャートの期間が長く、日足は最大27年確認することが可能。
一般的なサイトのチャートでは、最大10年までが多いため、チャート利用だけでも利用する価値があります。
また、実際のトレーダーから支持を集めているのがスピードの速さ。表示スピードは一瞬で、板注文もワンクリックで可能になっています。
トレードステーションのデメリット
デメリットは高度な機能を多くあるため、慣れるまで複雑に感じることがあります。
ただ、トレステはツイッターやライン、フェイスブックまで、全てのチャンネルで質問に対して返答して貰うことができます。
リモートでのサポートも行ってくれるので、分からないことはほぼ確実に解消できます。
そのため、思っている以上にラクに始めることができます。
トレードステーションは無料で始められ、分からないことも丁寧に教えてもらえるので、実質的なデメリットはないといえるでしょう。
トレステの新機能「アルゴリズム注文」が熱い!
トレードステーションでは、トレードで勝つために必須の新機能が追加されました。
これは相手よりも優位な形で株売買することができ、具体的にいうと自分が買いたいことを悟らせないための機能になります。
FXや仮想通貨でもそうですが、スピード感のある取引においては、周囲に自分の意思を悟らせないことが必勝の近道です。
具体的な新機能については以下にカンタンにまとめました。
アイス注文(大量購入したい意思を隠す)
例えば、5000株の注文を出したい時、一度に購入すると大量購入意思がバレます。
これは最悪、一気に注文した後に株価が下がってしまうと孤立してしまう恐れがあります。
それを避けるため、アイス注文では一つの注文を指定回数に分割し、一部を市場に発注。先に発注した分が約定するごとに、残りに注文を発注してくれます。
順々に約定させていってくれるため、沢山買いたい意思を隠すことが可能です。
ハンター注文(買いたい価格帯を悟らせない)
この価格で買いたいけれど、それを悟られたくないという場合があると思います。
ハンター注文では、指定した価格の気配が出るまでは注文を待機状態にし、気配が出た瞬間に注文を出すことができます。
実際に買うまで気配を消すことができるため、狙い通りに購入できます。
スライス注文
5000株ドカンと買うと、買いたい感が出てしまうので、こまめに均等にスライスさせながら自動購入してくれるシステム。
アイス注文と似ていますが、スライス注文は分割した注文の約定を待たずに一気に発注してくれます。より早く買いたい場合に使える機能です。
トレードステーションの新機能「音声入力」
アルごリズム注文に加え、2018年12月よりさらに注目の機能がリリースされました。
それが音声注文です。
音声入力を日頃から使っている人は便利!
グーグル検索で音声機能を日常的に使うという人にとっては、便利な機能となります。
具体的には音声で「価格」「株数」について音声で言うだけで、早い注文が可能。
グーグルのプラットフォーム(Google Cloud Speech API)で解析し、自動的に読み込みが行われますので、グーグルマップと同じ精度の高さをほこっています。
音声入力のやり方は、マイクボタンをクリックして音声で発するだけ。
グーグルの音声検索が好きな方には、かなり重宝する機能になるでしょう。
プロはトレードステーション(トレステ)をどう使っている?
トレステのセミナーでは、株式の世界で著名なBコミさん、FXの世界で著名なボリ平さんのトレステの使い方について、セッションがありました。
どのように利用しているのか?かんたんにまとめました。
プロのレーダースクリーンを使ったバスケット投資術!
有名投資家・Bコミさんの投資スタンスは、短期から長期まで全てに対応。
ファンドマネージャーをしていた経験から、トレステでは2,000銘柄を一気に登録して監視。
さらに、2,000銘柄をダブルクリックして自由に並び替えて、定点観測しているそうです。
トレステはセクターごとにユニットを組むことができ、広大な定点観測が可能。
銘柄の並び変えについては、騰落率や四半期決算を意識して並び替えていくとのこと。
まさにスケール感のあるプロ機関投資家の手法と言えますが、これが個人でも真似できてしまうのはすごい時代になったと感じます。
ボリ平さん(トレステ初心者)の使い方
FXの世界で著名な矢沢さんですが、FXでもこれほどのトレステほどの機能を揃えているところはないと驚かれていました。
さらに、デスクトップ内で自由にカスタマイズでき、左側に銘柄一覧、真ん中に板情報、右側にチャートという形で、一画面に表示できので一台で完結できるとおっしゃっていました。
個人投資家は、何枚もディスプレイを用意するのが困難なため、トレステがあるとかなり便利だと思います。
トレステのQ&A
トレステはプロでなくてビギナーでも使える?
トレードツールは、楽天のマーケットスピードしかり、SBI証券のHyper SBIしかり、個人の方でも必須のツールとなっています。
トレードステーションから、トレステに商標が変わって馴染みやすくなり、初心者の方でも使いやすいように工夫されています。ビギナーの方にもおすすめです。
もしも全て使いこなせない場合は、気になる機能だけを使えばOKです。例えば、
・ロングチャート(10年以上)を確認したい。
・大量の銘柄を一覧で定点観測したい。
・新機能のアルゴリズム注文を利用したい。
など、トレステでしか使えない機能のために、口座開設しておく価値はあります。
売買しなければ手数料は発生しないので、利用するだけお得です。
トレードステーションはマネックス証券の口座があれば、すぐにはじめられるので、早めにはじめて使いこなしていくとよいでしょう。
2019年の株式市場はどうなる?
最後に、トレステ愛用者のBコミさんの相場観をお聞きしてきたのでシェアしておきます。
日経平均は下が18500円~上が23000円のレンジで動く。
米国の企業業績が20%が5%と伸びなくなるのが2018年秋ごろから織り込まれている。そこで、米国株が売られてきている。
資産を一気に増やしたいなら大きな動きに乗ることが億トレの近道だが、現在は長い目で見る必要がある。
2019年以降は内需に注目。つまり、日本の技術力が生きる分野。中でもEVは市場が広がっている。電池や電池の部品を作っている企業に注目。
また食品・スーパーは消費税増税の影響は受けにくい。
外需は不確定要素が強いので、トレードステーションでは内需を中心にポートフォリオを組むと良いとのことでした。
トレステで機関投資家並みの投資環境を作ろう!
ご紹介した通りトレステは無料で、機関投資家並みの投資環境を作ることができます。
手数料も安いので、より高い勝率をめざして株式投資していきたい方は絶対に利用しておく方がよいでしょう。
頻繁に売買する場合、トレードツールは勝敗を分けますのでチェックしてみて下さい。
サンロック
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