こんにちは。サンロック(@investor77777)です!
新興市場のIPOとしては大型で、当選数が多いプリントネット(7805)が登場しました。
大型ですが初値もプラスリターンが期待でき、CRGホールディングスに続く10月の好案件になる可能性がありますね。
今回はIPO初値予想から、上場後の株価予想まで綿密に分析していきます。
一目で分かる目次
プリントネット(7805)のIPO基本情報
- 企業名:プリントネット
- カテゴリ:ジャスダック
- 想定価格:1,360円
- 吸収金額:25.1億円
- 時価総額:70.9億円
- 主幹事:みずほ証券
- 抽選申込み期間:2018/10/01 (月)~2018/10/05 (金)
- 上場日:10/18 (木)
- IPO評価:C~B
- セカンダリー評価:B~A
当選が期待できる新興市場の大型IPOとなります。
大型系は公募割れのリスクがあり、大手予想などは辛口な傾向があります。
周りの声に惑わされず、自分なりの分析ができるかが重要なポイントになると思います。
プリントネット(7805)のIPO初値予想のポイント
まず、結論としてはプリントネット(7805)の初値はプラスリターンになると考えます。
ただ、大型の新興IPOということで評価は大きく別れるので注意が必要です。
大型新興IPOの最近の流れをおさらい
新興市場の大型IPOは、直近でSBIインシュアランスグループ(7326)が、大手予想サイトで公募割れを予想されるなど弱気な流れとなっています。
一方、2018年に上場した同業種の大型IPOであるラクスルは、桁違いの吸収金額の大きさにも関わらずプラスリターンを見せています。
大型IPOは常に初値が変動するため、油断ができない状況です。
プリントネット(7805)のブル(強気)要素
プリントネット(7805)は、売上・利益ともに右肩上がりの成長を見せています。
主に2005年にインターネット受注をはじめてから、急成長を遂げていることが特徴。
急成長の背景はインタビュー動画でも紹介されています。
プリントネットが8年で売上20倍に成長した理由
2018年からはプロ向けのサービスを開始しており、成長性は継続。
PERも10倍台と割安感があり、ベンチャーキャピタルの保有もありません。
大型新興IPOにおいて、売上・利益・割安指標が揃うことはめずらしく、株価を押し上げる要因となります。
万が一公募割れしても長期保有できる
今期のPERは14倍となっており、来期まで見据えると割安顕著ですので、たとえ公募割れしても安心して持ち続けることができます。
結果的に公募割れになりにくく、地合いが悪くてもプラスリターンになると考えます。
IPO落選が続く個人投資家にとっては、恵みの雨になりうる案件です。
ラクスル(4384)との比較で株価を読み解く
ベンチマークとしては同業種のラクスル(4384)が思い浮かぶ人も多いと思います。
ラクスルは、赤字・割高・需給悪と、悪い状況が重なったにも関わらず、成長性が評価されてIPO初値はプラスリターンとなりました。
→ラクスル(4384)のIPOと株価予想!CMでお馴染みの印刷関連会社
さらに、現在は(9/13)は株価が2倍近くまで上昇しています。
そんなラクスルのPERは3,823倍です。
こうした実例から、プリントネット(7805)に対する買い安心感が生まれやすく、一定の買いが入ることが予想されます。
プリントネット(7805)の将来的な株価予想
ラクスル(4384)の例を見ても分かる通り、印刷業は成長性が期待されれば、買われる傾向にあります。
プリントネット(7805)の成長性ですが、平成24年にラクスルと業務提携していて、平成30年にはプリントプロサービスを開始しています。
2018年開始のプリントプロサービスに注目
プリントプロサービスとは、インターネット特化型のプロフェッショナルのためのネット印刷。
フライヤーや中閉じ冊子などが挙げられますが、時代の流れにマッチしたサービスです。
→プリントプロ
プリントネット(7805)は老舗企業ですが、成長著しいラクスルと組んだり、時代にマッチしたサービスを開始するなど、経営手腕も評価できます。
こうした状況を踏まえると将来的な株価も、期待できると考えられます。
プリントネット(7805)のIPO幹事団
IPOに参加できる証券会社
みずほ証券(主幹事)
SBI証券
マネックス証券
岡三証券
いちよし証券
東洋証券
プリントネット(7805)の参加スタンス
意見が分かれるIPOですが参加。
多少のリスクはあるものの、公募割れしても持ち続ける方針です。
主幹事における予想当選確率は10パーセント以上となります。
プリントネット(7805)のIPO初値予想
まず、プリントネット(7805)の初値予想は以下になります。
- 想定価格:1,360円
- 仮条件価格:1360~1400円(10/7更新)
- 初値予想:
1,600円~2,000円2,000円(10/7更新)
大型IPOとしてはやや強気となるかもしれません。
インターネット受注を始めてから右肩上がりの急成長。想定価格は割安であり、買いが集まりやすい状況と言えます。
吸収金額の大きさはネックのため2倍以上は難しく、1.5倍を上限にレンジ予想しています。
現在の悪地合いを考慮しても、内容の良さが光るIPOです。
大型IPOの流れは悪く、さまざまな意見が出てくることが予想されますが、今のところは参加スタンスで臨みたいと思います。
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