Pocket

マネックスのコインチェック買収

マネックス証券のコインチェック買収のニュースを受けて、マネックス証券の株価が急騰し、一時的に時価総額が1,500億円を超えるなど、賑わいを見せています。

そこで、マネックス証券のコインチェック買収によって、これから起こる出来事をいくつかシミュレーションしていきたいと思います。

本件はさまざまな方面に波及することが予想され、投資家にとっても新しいチャンスが生まれる可能性がありそうです。

スポンサーリンク

マネックス証券のコインチェック買収後に起こることは?

yahoo
(出典:ヤフーファイナンス)

マネックスグループ(8698)の株価は連日高騰し、300円近かった株価は600円を超える場面も見られ、およそ2週間で2倍近く動いています。

マネックスグループの株価

  • 3月26日 322円
  • 4月16日 590円(年初来高値633円をつける)
  • 4月18日 574円
  • 4月19日   531円

現在は500円台まで落ち込みましたが、これは2008年以来の水準で、買収が評価された結果と考えられます。

買収額の36億円は明らかに安い

コインチェックは流出したNEMの補償として466億円を支払う資本があり、30年3月期は500億円近い最終利益を生み出したとされています。

コインチェック買収「36億円」高い?安い?

これが事実であれば36億円での買収は、かなり割安と言えます。

2017年がビットコインバブルだったとしても、最終利益500億円というのはとてつもない金額です。

株価1,000円まで買われるポテンシャルはある?

仮にコインチェックが再建し、利益の3分の1を維持できた場合は160億円。

マネックス証券の時価総額は1,500億円ですが、仮想通貨市場が復調すれば、競合である松井証券の2,500億円までは買われても不思議ではありません。

長期ではマネックス証券の株価が1,000円になるポテンシャルはあると言えるでしょう。

マネックスグループはコインチェックを立て直せる?

マネックスのコインチェック買収

一方で日興証券のレーディングは490円

一方で、日興証券の最新のレーディングは490円となっていて、低い価格になっています。

これはコインチェックはすでにユーザーが離れ、ビットコイン市場バブルがはじけたという見方があるのでしょう。

ゆえにコインチェックのユーザーを戻せるかどうかは大きなポイントです。

松本大氏はコインチェックを立て直せるか?

コインチェックの最大の持ち味は、取扱通貨が充実している点にありました。

海外取引所でしか買えないような有望通貨を、日本で手軽に購入できたのがコインチェックの最大の強みです。

しかし、さっそくマネックス証券松本氏は匿名通貨は継続困難とし、以下の通貨の取りやめを発表しました。

  • ZEC
  • DASH
  • REP

これは透明性が高まる一方、こうした動きが続くとコインチェックと他社との差別化が図れなくなる恐れがあります。

仮にマネックス証券がコインチェックの持ち味を分かっておらず、強みが損なわれてしまうと、コインチェック買収のメリットが薄れる恐れがあります。

4/23放送のストックボイスにて社長の松本大氏から現在は金融事業者登録を優先する旨について発言がありました。その点で考えると、匿名通貨の廃止は仕方ない側面もあると考えられます。(4/23更新)

もう少し様子を見た方がよい

マネックス証券(8698)の今後についてまとめると、

  • 株価1,000円を目指せるポテンシャルはある
  • コインチェックの立て直しはこれから

マネックス証券グループ(8698)に長期投資する場合は、コインチェックに対してどのように立て直すか、もう少し見定める必要があります。

現時点では、買いと言える状況までは至っていないと感じます。

今後は、個人的に変化を感じた時にブログなどで再度発信していきます。

スポンサーリンク

各証券会社による動きの活性化

monex-coincheck-yahoo3

ここからが本番になりますが、マネックス証券によるコインチェック買収は、他の証券会社に影響を及ぼす可能性が高いと考えます。

すでにソーシャルレンディングの事業者と提携している松井証券(8268)
楽天証券を抱え、M&Aの動きが活発な楽天(4755)あたりは注目です。

親会社がMUFGコインを発行する三菱グループの、カブドットコム証券(8703)も押さえておきたいところ。

SBIホールディングス(8473)に注目

既に仮想通貨サービスを発表したSBIホールディングスも、サービス開始に向けて材料を発表する可能性があります。

拠点 日本
名称 SBIバーチャル・カレンシーズ
サービス開始 未定
取り扱い通貨 ビットコイン(その他未定)
公式サイト SBIバーチャル・カレンシーズ

SBIはSBIリップルアジアを設立し、SBIグループとRipple(リップル)の技術を融合させることで、アジアで「価値のインターネット」を実現することを目指しています。

リップルは非常に有望な通貨であり、その意味ではSBIにも注目です。

現在は、材料次第で第二のマネックス証券が生まれてもおかしくない状況。

仮想通貨の交換業者の登録申請に時間がかかることを考慮しても、今後は提携の動きが活発になり、株式の材料になる可能性が高いでしょう。

企業参入によるビットコインの流動性の高まり

monex-coincheck-yahoo2

ビットコイン市場が冴えない一方で、マネックス証券をはじめ大手企業の仮想通貨取引事業への参入が相次いでいます。

すでに仮想通貨事業進出を決めている企業は以下の通り、

  • Yahoo!
  • LINE
  • SBIホールディングス

また、ジョージソロスも参入を発表しています。

ビットコインバブルは弾けたと言われる一方で、こうした動きが生まれているのは、大手企業はビットコインに対して決して終わったとは思っていないということ。

ビットコインは流動性が確保されているため、市場そのものが終わるということは考えにくく、再び盛り上がる可能性があります。

注目ポイントのまとめ

マネックス証券のコインチェック買収後のシミュレーションをまとめると以下の通りです。

・マネックスグループの株価が大きく変わる
・第2のマネックス証券が生まれる可能性あり
・大手企業参入による仮想通貨市場の流動性の高まり
・仮想通貨に再び注目が集まる

マネックス証券のコインチェック買収は、あらゆる面においてポジティブな流れを生みだす可能性があると言えるでしょう。

明らかに潮の目が変わっており、チャンスを逃さないようにしていきましょう。

併せて読みたい関連記事

2018年の仮想通貨市場の今後を予測する