【IPO】ポエック(9264)と幸和製作所(7807)の初値結果と考察

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年末にかけてIPOラッシュが続きますが、11/28にその前哨戦とも言えるIPOの3社同時上場が行われました。

その3社というのが、

  • ポエック(9264)
  • 幸和製作所(7807)
  • クックビズ(6558)

うち2社が翌日持ち越しとなっており、今回は初値結果をまとめると共に、今後に向けて同時上場の傾向と対策を考えていきたいと思います。

ポエック(9264)のIPO初値結果と考察

  • IPO評価:B(5段階評価で3番目)
  • 仮条件価格:670~750円
  • 公開価格:750円
  • 初値結果:3,280円

ポエックは環境関連とテーマ性がある一方、卸売業というIPOとしては不人気のテーマ。
三社同時上場の中で最も弱いと予測されていましたが、値がつかず午後持ち越しに。

最終的には買い気配のまま翌日持ち越しになり、非常に力強い動きを見せました。

結果的に最も寄りつくまでに時間がかかり、B評価のIPOが3社同時上場でここまで強さを見せたのは初めてかもしれません。

事前に割安性が評価されたことに加え、IPOに資金が流れていると考えられます。
「良い銘柄は積極的に買いたい」という市場の意欲が感じられます。

現状を考慮すれば、年末にかけてのIPOは通常よりも強い動きとなりそうです。

幸和製作所(7807)のIPO初値結果と考察

  • IPO評価:A
  • 仮条件価格:3,220~3,520円
  • 公開価格:3,520円
  • 初値結果:7,980円

福祉関連とテーマ性があり、吸収金額の低い人気のIPO。

元々がA評価という位置づけでしたが、一般的な予想水準を更に大きく上回る初値結果となっています。

業績好調で軽量級、さらにベンチャーキャピタルが存在していないことに加えて、景気が好調なことで、IPOにお金が流れていることがハッキリした結果となっています。

今後も日経平均の高騰で生まれた金余りがIPOに流れるのは間違いないでしょう。

クックビズ(6558)のIPO初値結果と考察

  • IPO評価:A
  • 仮条件価格:2,070~2,250円
  • 公開価格:2,250円
  • 初値結果:5,280円

事前予想では最も評価が高い一方で、1番早く寄りつく結果となっています。

意外に思われた方もいるかもしれませんが、クックビズに関してはベンチャーキャピタルのロックアップが1.5倍で解除されるため、ある程度は仕方がない側面があります。

初値形成後にストップ高となり、その後の株価は前後していますが、売りが一巡すれば注目したい銘柄です。

IPOの3社同時上場のまとめ

日経平均の高まり、市場の活況により、IPOの強さが際立つ状況となりました。

一定の評価を受けているIPOに関しては、今後続いてくる同時上場におけるデメリットは限定的と言えるでしょう。

年末にかけてのIPOは期待することができ、セカンダリーも含めてお金が流入される展開が予想されます。

例え日経平均が下げたとしても金余りの投資先として注目を集めるはずです。
初値予想も含めて全力で監視しておく価値があると言えるでしょう。