メルカリのIPO上場は延期か?佐川急便は年内に上場決定

mercari-ipo

週明けの11月6日に、IPO投資家にとって残念なニュースが飛び込んできました。

メルカリ年内上場 瀬戸際の攻防

日経新聞の記事によると、メルカリの上場延期が濃厚になったとのこと。

その理由を整理すると、

  1. 資金決済法が定める「資金移動業者」にあたる可能性
  2. 個人情報登録の義務化(盗品対策)

1.に関してメルカリ側は売上金を別口座で保全し「資金移動業者」にならないと説明していますが、それだけでは不十分ではないか?という声も出たようです。

2.については警視庁側が本人確認の甘さについて指摘し、メルカリ側としては対策を講じる一方で、上場までに実行できるかは微妙な見通しとなっています。

メルカリ年内上場は厳しい可能性

多くのIPO投資家が期待していたメルカリの上場ですが、上記で挙げた課題を年内にクリアするのは困難だと考えられます。

特に難しいのが個人情報登録の義務化関連。

本人確認が緩い部分がメルカリの強みでもあり、女性を中心に普及した大きな要因であるため「個人情報登録の義務化」に関しては、ナーバスな問題と言えるでしょう。

上場目標時期が、2018年3月末に再設定されたとも言われており、年内上場の線は消えたと考えられるかもしれません。

関連株や直近IPOも冴えない展開に

メルカリの一報を受けて、関連株のユナイテッド(2497)はストップ安に。

マザーズ指数も大幅下落となり、直近のIPOの動きも冴えない展開となっています。

IPOの性質として「日本郵政」や「JR九州」など注目株の登場に引っ張られる形で盛り上がる傾向にあり、メルカリのニュースは今後も冷や水になる恐れがあります。

注目の佐川急便は年内に上場

最後にもう一つの目玉であった佐川急便の年内上場について考察します。

佐川急便を経営するSGホールディングスが上場申請したのが6月14日となります。

申請から上場までは、投資家説明会も含めると最大で4ヵ月程度かかります。
早ければ9月、本命は10月に上場すると言われていました。

通常通りであれば、年内上場の可能性が高いと考えられます。
11/6に上場が発表されました。

詳しい情報に関しては下記の記事をご確認下さい。
→「SGホールディングス(9143)のIPO初値予想!佐川急便がついに上場

佐川急便の上場予定日は12月13日

佐川急便の上場に関しては、経営陣も綿密なシナリオを描いているため、慎重になっていた側面もあったのかもしれません。

結果的に年内の上場が決まり、今年最大クラスの規模感を考えても当選は充分に期待できる水準と言えるでしょう。

全体のまとめ

メルカリの年内上場に関しては、厳しい状況。

佐川急便は年内上場が無事に決定することとなりました。

12月のIPOに関しては例年以上に少なくなりそうであり、盛り上がりを見せるかどうかは佐川急便が鍵を握ることになりそうです。

Pocket