2017年のIPO予想!注目すべきポイントは?

新規上場も落ちついてきましたので、2017年のIPO全体について考察しました。

2017年に入ってからのIPOの好調ぶりが大きな話題となっていますね。

代表的なところでは、前評判が著しく低かったロコンド(3558)がプラス7万円。
ファイズ(9325)やティーケーピー(3479)も事前予想を大きく上回る初値結果となっています。

スシローが公募割れするなどマイナス面もありますが、誰でも利益を出せるチャンスがあったと言える状況です。

こうした流れを受けて、改めて2017年のIPO予想と注目ポイントを整理したいと思います。

新興市場の地合いに注目

大暴落から始まった2016年と比べると、2017年の日経平均は最高の滑り出しとなりました。

ここ数年の動きを見れば日経平均が18,000円~20,000円というのは高水準にあります。
そこに準ずる形で、長らく低迷していた新興市場も上向きになってきています。

2017年のIPOはマザーズ系の強さが際立ちますが、地合いと連動していることが分かります。

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(出典:ヤフーファイナンス

相場が安定することで、IPOにもお金が流れてきているのが明白ですね。

大型株よりも新興市場や小型IPOの強さが目立つのも、地合いが安定しているからであり、今後も強いという保証はありません。

2017年マイナス金利の影響が出てくる?

2017年はいよいよマイナス金利の影響が出始めていると感じています。

今年に入ってからから銀行・証券を中心として続々とロボアドバイザーが登場しています。
しかも、驚くほど急速なペースでサービスが増えています。

これは、国の監督方針で、従来のような投資信託やリスク性の高い金融商品で収益を確保するのが困難な状況になっていることが背景と言われています。

この動きから読み取れるは、2017年以降は資産運用の在り方が大きく変わるということです。
ローリスク・ハイリターンのIPOにお金が流れるのは間違いないでしょう。

2017年のIPO予想

こうして分析すると、現在のIPO強さは地合いに支えられている側面が大きく、長くは続かない可能性があります。

ただ、相対的には2017年のIPOはチャンスの年になると予想しています。
スタートダッシュに成功していること、地合いが悪くてもIPOに資金が流れてくる展開は充分考えられるからです。個人的としても、積極的に参加していきたいと思っています。

2017年に上場観測される注目IPOとは?

2017年に上場観測されているIPOで個人的に注目しているものをピックアップしました。

  • 東京メトロ
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
  • ストライプインターナショナル
  • ZMP

とにかくIPOは当たらなければ利益が出ません。
その意味で、充分に当選が期待できるIPOに注目しています。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは再上場案件ですが、業績を見事に復活させています。
ストライプインターナショナルは、第2のユニクロと言われていますが、時価総額が大きければ当選が期待できます。

IPOとして盛り上がりそうなものを挙げると、

  • メルカリ・・・フリマアプリの運営
  • freee(フリー)・・・クラウド会計ソフトの提供
  • 東京オタクモード・・・サブカルチャーコンテンツの発信
  • ホワイトプラス・・・ネットクリーニングサービス「「Lenet」」の提供
  • スパイバー・・・次世代バイオベンチャー

メルカリとフリーを筆頭に、いずれも最も勢いのある企業の1つであり、新しい形のビジネスモデルを展開していて注目です。成長性を考えてもセカンダリーにも注目です。

中でもホワイトプラスに関しては、ウィッシュプラスと同じ匂いが感じられ、事前評価が低くても個人的には注目しています。

IPOは資産運用の鍵になる?

資産運用の高度化が進む中で、短期売買による値動きではなく、ローリスク・ミドルリターンの投資に注目が集まり始めています。

中でもローリスク・ミドルリターン以上ののIPOは間違いなく注目です。
これほど魅力的な投資はなかなかありません。

IPOについては資産運用の一つとして絶対に取り入れるべきですが、レッドオーシャンになりつつあるのも事実です。

IPOプラスアルファは必須

2017年のIPOは更なる競争率が激化が予想されるため、プラスアルファの投資が必ず必要になってきます。

  • IPOセカンダリー投資
  • 株式投資
  • ソーシャルレンディング
  • ロボアドバイザー
  • 積立投資
  • 株主優待

リスクを考慮した上で株式投資をしたり、まとまったお金を優れたロボアドバイザーに預けるのもありでしょう。IPOの利益分を新興市場に回す戦略も有効だと思います。

上からリスクが高い順になりますが、その分リターンも期待できます。
個人としては「成長株」や「1部上場思惑」の多いIPOセカンダリー投資に注目しています。

2017年のIPOはレッドオーシャンとなってくるので、資産を伸ばすにはプラスアルファの考え方が必須ということだけ抑えておけば問題ないでしょう。

この辺りのバランスを考えられる人が、2017年は資産を伸ばすことになりそうです。

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