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現在、大きな注目を集めているスシローグローバルホールディングス(3563)について、IPOの最新予想を行いたいと思います。

登場時は外資の出口案件という声や、公募割れが囁かれていましたが、東証1部に決定しIPOの地合いが好調なことから風向きも変わりつつあります。

果たして公募割れを回避し、プラスリターンとなるのか?
個人的に注目している野村證券主幹事の手腕も含め、IPO直前予想をしていきます。

スシローグローバルホールディングスのIPO初値予想のポイント

まず、初値予想を考える上でポイントになるのは、東証1部で決定した点になります。

元々吸収金額は、824億円と大きいものでしたが、予想されていたとはいえ東証1部ということで荷もたれ感は軽減されています。スシローは抜群の知名度を誇り、IPOにおけるその優位性を生かした買いも想定されます。

話題性は文句なく、IPOの好地合いを考慮すれば公募割れを回避する可能性が出てきたと考えられるでしょう。

スシローグローバルホールディングスの初値におけるデメリット

スシローグローバルホールディングスのIPOに関しては参加の是非が分かれています。

その要因としては、上場廃止した最上場銘柄であるという点。また、既にご存じの方も多いと思いますが、全てが売出という点が懸念されています。

印象としては非常に悪く、いわゆる外資の出口案件と見られる向きも出ています。
わざわざ初値で買う必要はないのでは?という声が出るのも仕方ありません。

事実、機関投資家の評価も低く、公開価格も仮条件の下限で決定。
知名度の高さから一定の人気を集める一方、大手予想を見る限りD評価が目立ちます。

値ガサであり、前述したメリットを考慮しても、IPO初値と言う点で決して楽観視できない銘柄であることは間違いありません。

直前に上場したマクロミルのIPO初値結果も指標に?

スシローグローバルホールディングスと同じように規模が大きく、出口案件とも言われていたマクロミル(3978)が直前に上場しました。

結果は公開価格1,950円に対して1,867円と公募割れとなっています。

この流れを汲むと厳しく感じますが、主幹事や知名度が異なり、まったく同じ流れになるとは言えない側面もあります。

野村證券は、直近で事前評価の低かったグリーンズ(6547)で公募割れを回避しています。
過度な期待はできませんが、こうした点も注目と言えます。

スシローグローバルホールディングス株主優待に関する考察

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スシローグローバルホールディングスの初値の鍵を握る「株主優待」に関しては、日本郵政やJR九州の時にも大きな効力を発揮しています。スシローの場合はどうでしょうか?

スシローの株主優待は年に2回提供され、それぞれ1500円分となっています。

ただし、これには使用条件があり、会計1,000円ごとに500円分が使用可能。
その上で、平日しか使えない内容となっています。

条件付きの株主優待というのは、残念ながら優待券としての価値は低いといえます。

スシローグローバルホールディングスの初値はディテールで決まる側面があり、今回の優待は初値の後押しにはならない可能性があります。

IPO公募価格の下限決定の考察!野村が下支えとなるか?

一般的に、公開価格が仮条件の下限で決定した場合、そのIPOの評価が低いと考えられますが、スシローグローバルホールディングスの場合にはメリットも存在します。

  • 買いやすい価格帯となった
  • PERがディスカウントされ割安感がでた

野村證券主幹事では、過去にもヘリオスなどディスカウントされたことで、公募割れ回避したIPOがいくつかあります。

スシローグローバルホールディングスの主幹事が野村證券であることは、IPO初値の下支えになることは間違いないでしょう。

スシローグローバルホールディングスのIPO直前予想まとめ

スシローのIPO予想は複雑な要素が絡み合い、全てのバランスを考慮する必要があります。

IPOの風向きが変わったことで、スシローグローバルホールディングスの評価も変わりつつあると感じていますが、全体のバランスとしてはほぼイーブンと言える状況です。

株主優待が充実していれば、若干強気に取れましたが、バランス的は強弱均衡しています。

しかしながらIPOは知名度が初値を形成する重要事項の一つであり、その点に該当するスシローにおいては、プラスのリターンもあると考えられます。

加えて公募割れ回避に長ける野村證券主幹事の手腕にも期待が寄せられます。

スシローグローバルホールディングスのIPO初値予想

IPOの好調がキープされればその勢いを持ちこむことができますが、その逆のケースも注視する必要があります。

現状の地合いを踏まえた初値をまとめると以下の通りになります。

  • 公開価格:3,600円
  • 初値予想:3,600円~3,800円

ある程度の値ガサ株になりますので、公募割れリスクを受け入れた上で参加するのが望ましいと言えるでしょう。

ややギャンブル要素があり、参加はそれを楽しめる人に向いています。
絶対に損はしたくないという場合は、不参加が賢明です。

IPOは当選してなんぼ?

IPOの地合いは好調、加えて野村証券が主幹事ということで、公募割れ回避は期待できる流れも生まれつつあります。

ただ、日経平均はここにきて不安定な動きを見せてはじめ、予断を許さない状況であるため、含みを持たせたIPO初値予想としました。

IPOは当たらなければ参加できませんし、当選することで楽しみができます。

スシローグローバルホールディングスのようなIPOがプラスリターンになることは多くの人にとって望ましく、全力で応援していきます。

●IPOブロガーの最新IPO初値予想はこちら→ブログ村 IPO・新規公開株

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