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ウェルスナビとテオの比較

こんにちは。サンロック(@investor77777)です!

高い人気を誇るロボアドバイザーのウェルスナビとテオ(THEO)を比較しました。

2017年以降、さまざまなロボアドサービスが登場していますが、ロボアドバイザーを始める場合、まずこの2つが選択肢となると思います。

そもそも、なぜこの2つに注目があつまるのか?
また、それぞれの特徴やメリット、デメリットについて解説したいと思います。

目次から気になる個所だけチェックして頂いても大丈夫です!

ロボアドバイザーは資産運用の最大テーマ

ロボットアドバイザー

AI(人口知能)を社会のあらゆる場面で活用させようという動きが高まっています。

AIは人間では実現できない機能をもち、高度な判断を行うようになりました。

そんなAIの進化を象徴するのがロボアドバイザーです。これは資産運用をコンピュータープログラムで自動化し、利用者のパフォーマンスを最大に引き上げてくれます。

個人ではおよそ不可能な情報処理、運用、リスクヘッジが可能になる一方で、手数料体系に関しては改善の余地があるというのが現状です。

なぜウェルスナビとテオ(THEO)に注目が集まるのか?

ロボアドバイザーといえばウェルスナビとテオ(THEO)が二大勢力と言われますが、この2つが人気を集めているのは、ロボアドバイザーサービスに特化しているからです。

結果、あらゆる要素が格段に洗練されています。

ロボアドバイザーは特化型が強い

2017年から証券会社・銀行等もロボアドバイザーの提供が開始されています。

しかし、公式サイトを見比べると分かりますが、ユーザーインターフェイス(UI)の設計において、現状ではウェルスナビやテオ(THEO)よりも劣る状況です。

投資商品も、ウェルスナビやテオが世界ETFであるのに対し、通常の投資信託と変わらないロボアドバイザーもありますので、この部分でも異なります。

また、ロボアドバイザーに搭載される人口知能に関しても、ウェルスナビは「RISING EXPO206』でグランプリを獲得するなど高い実績があります。

ウェルスナビとTHEOの全体比較

問題は、ウェルスナビとテオのどちらがよいのか?ということになります。

しかし、データを元に分析・解析を行うことになるため、システムの性能や、どんなデータやアルゴリズムを活用しているかによって違いが出てきます。

また、どのような目的で資産運用をしたいか?によっても、優劣は変わってきます。

ウェルスナビは本格投資向け

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まず、ウェルネスナビの特徴では富裕層や機関投資家を対象にした高度な金融アルゴリズムを使用している点がポイントです。

本気で資産運用をしたい場合はウェルスナビがおすすめと言えるでしょう。

ノーベル賞を受賞したAIにより国際分散投資を行うことで国内経済はもちろん、世界情勢の変化がもたらすリスクを軽減することができる点も機能の大きなポイントでしょう。

資産運用で機関投資家と肩を並べて資産運用したい場合はウェルスナビが最適です。

テオ(THEO)は幅広い投資家向け

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一方テオはコストを抑えて利用できる点が魅力として高い評価を得ています。

たとえば売買手数料、入出金手数料、為替手数料はすべて無料。
さらに最低投資金額も10万円と少額投資が可能です。
注記:2017年5月に1万円からの自動積立の機能「THEO積立」を開始しました

さらに投資一任報酬は預かり資産の年率1.0パーセントのみ。
ロボアドバイザーの手数料はよく議論になりますが、特化型で1%は妥当な水準です。

機能面では最先端のロボアド技術を使用しつつ、ユーザー視点を強く打ち出しているのが特徴です。ウェルネスナビに比べると小口の個人投資家に向いた柔軟な利用環境が整っています。

実績の比較

これまでの実績ではテオは2016年11月時点で約16万人が体験、過去8年間の平均収益率は5.0パーセントという数字があります。

一方、ウェルネスナビはサービスを開始したのが2016年7月とまだ新しいため、まだ実績が乏しい面があるので比較では少々不利な面もあります。

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しかし、ウェルスナビに関してはSNSを初めとする口コミにおいて、運用実績に関して高いパフォーマンスを見せはじめています。現時点での実績はテオ(THEO)が上であり、この先はウェルスナビが実績を伸ばすことが予測されます。

手数料の比較

手数料が安いことはロボアドバイザーの大きな魅力で、どちらも為替手数料、入金積立手数料、売買手数料はすべて無料になっています。

共に投資一任報酬がかかる点も同じですが、その内訳についても同じとなっています。

ウェルスナビの手数料

3,000万円まで1.0%の手数料。3000万円を超える場合は0.5%。

テオ(THEO)の手数料

3,000万円まで1.0%の手数料。3000万円を超える場合は0.5%。

余計なコストを抑え利益を最大限に確保したい場合は、どちらも適しています。

最低投資金額

テオ(THEO)は10万円であるのに対し、ウェルネスナビも30万円からとなっています。
(ウェルスナビは100万円だったものが引き下げられました。)
注記:2017年5月に1万円からの自動積立の機能「THEO積立」を開始しました

ウェルスナビは少額投資しにくいのがネックでしたが、それも改善されました。

ウェルスナビは元々、機関投資家などプロ向けのアルゴリズムが採用されているため、本格的な仕様となっています。

ただ、テオ(THEO)もウェルスナビも扱いやすさは同じで簡単です。
つまり、用意できる資産の違いが、どちらを使うかの判断材料になるはずです。

ウェルスナビの強みとは?

ウェルネスナビの強みは機能の面で挙げた富裕層向けの金融アルゴリズムを採用していることで、より高収益が期待できる点です。

預けるお金が高くなるのも元金が大きければ大きいほど利益が大きくなるのが理由のひとつです。まとまったお金を確保できる人にとって最適な選択肢といえます。

ウェルスナビの強みに関しては、ネット上でも殆ど認知されていません。
全ての機能面で優れ、日本初となるシステムも導入されており、評価が高まるのはこれからでしょう。

テオ(THEO)の強みとは?

一方テオ(THEO)は小口から投資を始められて、比較的気軽に利用できる点が最大の強みです。
「いくら高度なシステムといっても機械に大事なお金を任せるのは不安」という人はまずテオで試してみるとよいかもしれせん。

収益の安定性を重視した投資を行っているため、リスクが少ない点も強みとして挙げられるでしょう。

グッドデザイン賞を受賞するほどデザインにも優れ、ロボアドバイザーを体感してみたい、という場合に最適です。

ウェルスナビとテオ(THEO)の比較まとめ!

こうしてみると、ウェルネスナビとテオの間には機能・性能の面でどちらが優れているかどうかよりも、それぞれの理念や想定しているターゲッを意識しることが大切です。

ポイントをまとめると、

・本格的な資産運用を行いたい場合はウェルスナビ。
・最先端のロボアドを気軽に体感したい場合はテオ(THEO)。

と言うことができます。

老後の資産運用などある程度まとまったお金を運用したい場合にはウェルネスナビ。
収入の1つの手段として投資を行う際にはテオ、という住み分けもできるでしょう。

いずれにしろ、どちらもロボアドバイザーならではのメリットが存在しています。
ロボアドはこの2つから考えてみることがおすすめです。

ウェルスナビの公式サイト

WealthNavi

テオ(THEO)の公式サイト

THEO

[voice icon=”http://investorsheart.com/wp-content/uploads/2017/06/zikosyokai70.png” name=”インベスター” type=”l”]ロボアドバイザーに関しては、代表的なこの2つのどちらかから始めるのがおすすめです。[/voice]

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