【JR九州】九州旅客鉄道(9142)のIPO初値予想!株主優待も充実

JR九州(9142)のIPO初値予想

JR九州(9142)のIPOが新規上場承認に併せて初値予想を行います。

JR九州の正式名称は「九州旅客鉄道」となり、2016年で最大級の注目を集めるIPOということになります。株主優待も充実し、投資家以外の注目も集めるでしょう。

IPOについては落選が続いているという方も多いと思いますが、JR九州に関しては枚数が多く、当選も充分に期待できます。

その意味では非常に楽しみなIPOになりますね^^

最も重要はのは初値がどのくらいになるのか?という点になりますが、今回はJR九州(9142)の初値予想と分析をしていきたいと思います。

1.九州旅客鉄道のIPO必要情報

会社名 :九州旅客鉄道(9142)
コード :9142
市場  :未定(東証1部が濃厚)
想定価格:2,450円
吸収金額:3,920億円
主幹事 :三菱UFJモルガン・スタンレー証券
抽選申込み期間: 2016/10/07 (金) ~ 2016/10/14 (金)
上場日 :2016/10/25 (火)
事業内容:運輸サービス、建設、駅ビル・不動産、流通・外食及びその他事業
業績  :C~B
IPO評価:C~B

2.JR九州(9142)のIPO注目ポイント

いくつか見るべきポイントがありますが、まず抑えておきたいことは国策企業の大型IPOという点になります。

直近では日本郵政が該当しますが、多くの人が参加して「良いイメージ」を抱いているかと思います。国策企業のIPOはそれほどありませんが、勝率は高いです。

国策関連IPOの過去データ

社名 公開価格 初値 初値騰落率
NTT(9432) 119万7000円 160万円 33.67%
JR東日本(9020) 38万円 60万円 57.89%
JT(2914) 143万8000円 119万円 ▼17.25%
JR西日本(9021) 35万7000円 36万円 0.84%
JR東海(9022) 35万9000円 38万3000円 6.69%
NTTドコモ(9437) 390万円 460万円 17.95%
J-POWER(9513) 2700円 2795円 3.52%
日本郵政(6178) 1400円 1631円 16.50%
ゆうちょ銀行(7182) 1450円 1680円 15.86%
かんぽ生命保険(8181) 2200円 2929円 33.14%

国策IPOには圧倒的な知名度と、安心感があります。

これまでにない層からのIPO申込みも期待でき、買い需要も高まります。
また国策IPOの場合、数多くの幹事団が参加するのもポイントになります。

JR九州(9142)は枚数が多く、その分だけ幹事団が顧客にを配分する場合には公募割れは許されません。

こうしたさまざまな背景から、国策IPOには特有の安心感が生じます。

JR西日本・JR東海に関しては初値上昇率は低いものの、上場から現在までの株価上昇率はそれ以上に高いものになっているのも好材料です。(JR西日本1.5倍以上、JR東海4倍以上)

3.初値を押し上げるJR九州の「株主優待」について

一番のポイントは国策関連IPOだと書きましたが、もう一つのポイントが株主優待です。

IPOのJR九州(9142)はすでに株主優待を発表しています。

その優待については「鉄道株主優待」と「JR九州グループ株主優待券」の2種類があり充実しています。JR九州グループ株主優待券については7つの使い道があり汎用性があります。

以下は詳細になります。

九州旅客鉄道(9142)の株主優待の概要

jrkyusyu-kabu

1.鉄道株主優待券

 100株~1,000株未満  100株ごとに1枚
 1,000株~10,000株未満  10枚+1,000株超過分200株ごとに1枚
 10,000株~20,000株未満  55枚+10,000株超過分300株ごとに1枚
 20,000株~  200枚

鉄道株主優待券1枚で、JR九州路線内での片道乗車券・特急券・グリーン車(個室を除く)・指定席券が5割引になります。

同時使用や他の割引券と併用はできませんが、片道の範囲なら1枚で複数列車の料金割引が可能になります。

2.JR九州グループ株主優待券

100株~ 一律5枚の発行
  • 高速船ビートル福岡→釜山往復が10,000円に
  • うちのたまごEGG&SWEETS→お会計100円引
  • 八百屋の九ちゃん→お会計100円引
  • ステーションホテル小倉→宿泊基本料金5割引
  • ホテルオークラJRハウステンボス→宿泊基本料金5割引
  • JR九州ホテル→宿泊基本料金3割引(休前日は2割引)
  • 豊後・大山ひびきの里→宿泊基本料金3割引(休日は2割)

JR九州の株主優待は充実している

JR九州グループの優待ということで限定される部分はありますが、優待はさまざまな場面で有効になるため初値を後押しする存在になります。

私は鉄道が好きですが、少なくとも私のような人間は間違いなく買いですね^^

2015年かんぽ生命が日本郵政や郵政銀行に比べ、大きく初値を伸ばしたのも事前に株主優待を発表していたことと無関係ではありません。

また株主優待の存在は仮に最悪公募割れした場合でも売りが出にくい要因にも繋がるため、IPOとしては参加しやすい案件と言えるでしょう。

JR九州の株主優待についてはいち早く発表されていますが、IPO初値を考える上では追い風になる可能性があります。

4.JR九州(9142)IPOのリスクとは?

過去の実績から考えればJR九州(9142)は公募割れしにくいと考えられますが、必ずしも公募割れしないとは言い切れません。特に大量取得を検討する場合、リスクについて十分に考慮する必要があります。

まず吸収金額の大きさ、売出株については国策大型IPOとして問題は見当たりません。

5,000億円とも言われていた時価総額についても事前に予想されていたより低くなり、より買いやすくなった点も好材料です。

業績も緩やかに上昇し、2015年の大幅赤字は熊本地震の影響もあるため大きな問題にはならないでしょう。むしろ短期間で黒字化に目途がたっている点を評価すべきです。

鉄道事業の業績が乏しくない点はネックになり、この点については慎重に見守る必要があります。長期保有する場合もこの点は鍵になるでしょう。

全体を通じて言えば、JR九州の総合的な収益性については問題ありませんので、初値における大きなリスクは見当たりません。

地合いに要注意

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過去のデータで見ると、JR西日本(9021)・JR東海(9022)の初値上昇率は低く、地合い悪化や地政学的リスクによって公募割れする可能性はゼロではりません。

JR九州の上場がアメリカ大統領選挙(2016年の11月8日)の直前であること、世界中で頻発するテロ問題についても留意する必要はあります。

その他、指標としては米FOMC政策金利発表(9/22)、米失業率(10/7)の発表は日本の地合いにも直接的に影響が出てくるため、注視しましょう。

ダウ平均株価は高値圏のため下落時のリスクを想定しておくと最悪の状況は避けられます。

どの程度リスクを取るかは人それぞれですが、上記に挙げたようなイベントは念頭には入れておくことをおすすめします。

5.狙い目の幹事団

JR九州(9142)のIPOを当選するためにまず優先すべきなのが主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券であることは間違いありません。

三菱UFJモルガン・スタンレー証券はLINEのIPO上場の際にも数多くの当選報告が見られ、主幹事ということで最も期待できます。

次に注目なのが同列の日興証券と比べても当選しやすいと感じられる大和証券です。

また一般的に当選しにくいと考えられるSMBC日興証券についても充分に当選の可能性があるでしょう。

その他、野村證券・みずほ証券・マネックス証券・SBI証券が同列に並ぶ格好になります。

上記以外で穴場としては、岩井コスモ証券と松井証券がIPO後期型であるため、状況を直前まで見定めてから投資する場合に有効です。

幹事団については相性の問題もあるため、上記以外でも自分が当たりやすいと思う会社から申込むことがおすすめです。今のうちから計画を立てておくことをおすすめします。

6.【JR九州】九州旅客鉄道(9142)のIPO初値予想

JR九州(9142)のIPO初値予想については、国策IPOの過去の勝率・事前に株主優待を発表していることを踏まえると、公開価格を上回る可能性があると見ています。

良くも悪くも過去のデータは指標に過ぎませんが、ある程度の目安にはなります。

IPO自体の流れは決してよくありませんが、2015年に国策のIPOである日本郵政が成功を収めている点もプラスポイントになります。

現状の参加意欲は高い

多くの投資家が参加されることが想定され、初値形成後も株主優待の存在や、投信に組み入れされるケースを想定すれば、大きな下落は起りにくい状況です。

一方でネックとしては鉄道事業単体の収益性、過去に上場したJR西日本・JR東海の初値伸び率の悪さが挙げられます。

これら全ての要素を踏まえて初値予想を算出すると、

想定価格:2,450円

仮条件価格:2,400円~2,600円

初値予想:2,450円~2,650円  2,800円~2,850円(10/18更新)

※仮条件価格の発表で変更する場合があります。

価格帯・割安指標を考えても大きく売り込まれる要素は見当たりません。

新たな情報として直近の地合い、当落情報、グレーマーケットの結果などを更に加味して
最新の初値予想を更新しています。(10月18日)

初値については大型IPOとして期待できますが、S級IPOのように2倍、3倍が期待できるIPOというわけではありません。

資産運用の1つとしてとらえ、ソーシャルレンディング・米国配当投資・インデックス積立投資など、優れた高利回り投資と組み合わせると相性が良いと考えます。

JR九州を含め投資にはリスクがある以上、分散投資は必須になります。

JR九州をきっかけに、さらなる資産増加に励んでいきましょう^^

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