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カナミックネットワーク(3939)のIPOが新規上場承認されましたので初値予想を行います。

新規上場されたのはうれしいですが、串カツ田中(3547)、デジタルアイデンティティ(6533)との3社同時上場になりますので、参加については熟考する必要があります。

ただ、資金が分散されるので当選確率は高まりそうですね^^

今回はは3社同時上場の中でも事業内容が興味深いカナミックネットワーク(3939)のIPOについて初値予想・分析をしたいと思います。

クラウド・国策・介護とテーマ性が高く、注目度の高いIPOですが事業内容が掴みにくいため分かりやすくまとめていきます。

1.IPOの必要情報

会社名 :株式会社カナミックネットワーク
市場  :東証マザーズ
想定価格:2,760円
吸収金額:6.9億円
抽選申込み期間 :2016/8/29 ~2015/9/2
上場日 :2016/9/14
事業内容:医療・介護分野に特化したクラウドサービス事業及びそれに付随するサービス
業績  :A
IPO評価:A
主幹事 :野村證券
その他幹事 :みずほ証券、SBI証券、岩井コスモ証券、
東海東京証券、いちよし証券、岡三証券

2.カナミックネットワーク(3939)のIPOの所感は?

串カツ田中(3547)・デジタルアイデンティティ(6533)は分かりやすいですが、カナミックネットワーク(3939)はクラウドサービス×医療・介護ということでちょっとイメージが沸きにくいかもしれません。

分かりやすく解説しますと、高齢化社会の地域をクラウドサービスで支える企業です。

主力の『カナミッククラウドサービス』は、在宅医療・看護・介護など高齢化社会に欠かせない様々な情報を、1つのプラットフォームで連携させるサービスです。

例えば自宅で療養したいという高齢者の方がいる場合、在宅医療をはじめ、看護・介護の専門職の方々が素早くに連携する必要がありますが、これらをクラウド上で実現するのが『カナミッククラウドサービス』になります。

3.主力のカナミッククラウドサービスの分析

カナミックネットワークが提供する『カナミッククラウドサービス』は年々ユーザーを増やしていて、会社の中でメイン事業と言える存在です。

IPOに参加する場合も、このサービスを抑えておくことをおすすめします。

『カナミッククラウドサービス』の情報共有システムは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどマルチデバイスに対応。あらゆる場所で活用できます。

主力事業の業績、将来性は?

こうした背景から業績は好調。目論見書を見ても右肩上がりで、これから更に伸びそうな気配が感じられます。主力のサービスが好調であり将来性は高いです。

ネックとしては競合企業が複数存在していて、さらに今後も新規参入する企業が増えてくる旨が目論見書に書かれています。ただ、知識や経験が必要なので参入障壁は高めです。

4.カナミックネットワーク(3939)のIPOのテーマ性について

カナミックネットワーク(3939)の提供するサービスはクラウド・介護関連であり、日本政府がおし進めている国策関連でもあります。

そのためテーマ性は非常に高く、高い注目を集める可能性があります。
位置づけは情報・通信業であることから個人投資家の支持を受けるはずです。

また、国策関連でもあるため機関投資家の買いを集めやすいこともポイントです。

5.カナミックネットワーク(3939)の初値予想は?

カナミックネットワーク(3939)の事業性・テーマ性の高さは伝わったのではないかと思いますが、初値予想はどうなるでしょうか??

資本構成は、外国人保有率が10%以下。

公開株数合計220,000に対して、売出が166,000となっており売出の多さが気になります。

しかし吸収金額は7億円と軽量級であり、野村証券が主幹事であることから総合的には上昇が期待されます。基本的に全力参加で問題ないIPOです。

IPO初値予想

最先端のサービス、好業績、テーマ性の高さに加えて吸収金額も軽量級。

高騰してもおかしくないIPOですが、売出の多さと同日上場は差し引く必要があります。
総合的なバランスを踏まえた初値予想は以下の通りです。

想定価格:2,760円
初値予想:5,600円

※仮条件の結果次第で変更する場合があります。

IPOとしては意外高になりやすい条件が揃っているのが特徴。

VC(ベンチャーキャピタル)も見当たらず、ロックアップもしっかりかかっているため高騰が期待されます。主幹事は野村證券ということで、同日上場に関わらず安定した初値が期待できます。

複数の同日上場は正直痛いところですが、それでも期待値の高いIPOです。

その他・補足情報

IPO参加幹事団考察

  • 野村證券
  • みずほ証券
  • SBI証券
  • 岩井コスモ証券(後期型)
  • 東海東京証券
  • いちよし証券
  • 岡三証券

注目はSBI証券。同日上場で資金が分散されるためSBIポイント戦略も有効です。
野村證券は当たらないと感じる場合、SBI証券でも攻め手を考えてみましょう。

IPOセカンダリーについて

前述している通り事業としての将来性が高く通信業であることから高騰が期待されます。
一方で売出が多く、初値が抑えつけられた場合はセカンダリー妙味が出てきます。

カナミックネットワーク(3939)は株主に対する利益還元を重要課題と明言しています。
上場後も監視する価値のあるIPOと言えるでしょう。

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